死後も守ってくれる人
もうお爺さんと言っていいくらいの歳かもしれない。私のお気に入りの雑貨屋さんの店主で、英国紳士のような人がいる。
自由なスタイルでいつもそこにいる。ある時はコーヒーを飲みながら。ある時はお客さんとチェスを楽しみながら。
そしてある時はタバコを吸いながら。週一回はお店に立ち寄るからもう顔は覚えてくれてるみたい。
優良出会いサイトで知り合った人とのデートお店に遊びに来た時なんて、コーヒーとケーキを振舞ってくれた。
私が彼に惹かれたきっかけは、初めてそのお店に行った時。
凄く目を引かれた置物があって、その置物に手を触れた時、「悪いが、それは売り物じゃないんだ。妻の形見なんだよ」って言われて・・・その時の彼の優しい目に全部持っていかれた気がした。私のすべて。
あぁこの人に愛された奥さんは幸せだったんだろうなって思った。
私が今、主人と関係がうまくいってなくて寂しいだけかもしれないけど、こんな風に愛されたら、死んだ後もこんな風に守ってくれたらって考えてるうちに、彼と時間を共有したくなった。彼にしか目が向かなくて、SNSも退会してしまった。
それから週一回は必ず店に行ってる。彼は私が自分に気があって店に来ているとは思わないでしょう。
私は彼とお付き合いしたいとか不倫したいと思っているわけでは・・・無いと思う。
もうそんなに若くないし、間違えなく彼の中に奥さんは生き続けている。
だから、同じ空間で同じ時間を過ごしてるだけで十分。なんかいろんな事を教えてもらった気がする。
なんか懐かしい・・・片思いをしているような毎日。
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2011年7月8日 | コメント/トラックバック(0)|
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